皆様、こんにちは。名古屋市の千種駅前を拠点に活動している、銭田治療院千種駅前の院長、銭田良博(ぜにたよしひろ)です。
本日より、職業別セルフケアとして、「デスクワークとセルフケア」というテーマでお話をさせていただきます。
■デスクワークでの疲労の原因と対策
パソコン業務の際に最も疲れるのは「目」で、次に疲れるのは後頭部から頸部、その次は肩甲骨周辺から背中、そして最終的には腰が痛み始め、足のむくみも出現します。腰痛が始まったら、それは深刻な状況を示しています。
これらの疲労の原因は、長時間同じ姿勢で座り続け、パソコンを見つめ続けることです。これらの問題を防ぐためには、1時間以上作業する場合でも、30分ごとに立って全身を軽く動かすなど、ストレッチをすることをお勧めします。どうしても長時間デスクワークをしなければならない場合は、背もたれと背中の間や膝の下にクッションを入れると少し楽になります。体型に合った椅子を使うことも大切です。
また、パソコンの位置が自分に対してどこにあるのかも重要です。例えば、パソコンが正面ではなく左斜め前にあったり、パソコンの位置が低すぎて猫背になると、デスクワークでの疲労が増します。パソコンを正しい位置に設置したり、マウスをクリックする位置を工夫することで、疲れにくい環境を整えましょう。
さらに、デスクワークによる疲労の原因として、眼鏡やコンタクトが合わないという問題もあり、この場合には長時間作業すると目がかすんだり二重に見えたりします。このような症状がある場合は、眼科を受診してください。
■帰宅後に行うべき効果的なセルフケア
仕事から帰宅したら、少なくとも15分以上はお風呂に入って体をほぐすことをおすすめします。
夏場にはシャワーだけで済ませる習慣のある方もいますが、私はできるだけお風呂に入ることをお勧めします。お風呂入ることができない場合には、首から肩甲骨まわり、そして後頭部にシャワーを満遍なく当てて温めることが有効です。
また、仕事の合間やお風呂上りには、目の周りやコメカミをマッサージすると効果的です。
それでも目の周りの疲れが取れない場合は、ほぐし効果のある貼り薬などを使うことも良いですね。このサイトでも痛みケアにいくつか良い製品を載せております。貼る位置については、担当の治療家(医師やセラピストなど)にアドバイスをお求めください。