blog007:車の運転とセルフケア

痛みを和らげるために〜ゼニタの想い〜

皆様、こんにちは。名古屋市の千種駅前を拠点に活動している、銭田治療院千種駅前の院長、銭田良博(ぜにたよしひろ)です。

今日は、「運転とセルフケアについて」というテーマでお話をさせていただきます。

■車の運転の疲労の原因と対策

運転は、昨日お話ししたデスクワークと同じく、長時間の座り姿勢と視覚への負担が伴います。

そのため、デスクワークに対するケアと同じセルフケアが有効となります。昨日お話しした内容(blog006:デスクワークとセルフケア)は同じ姿勢を続けないように気を付けるということでしたね。

デスクワークのお話と同様に、車の運転も座る姿勢を続け、目も休みなく集中して使用している点には違いがなく、デスクワークのセルフケアと同様のアクションを取ることが効果的です。

具体的には、1時間以上連続した運転を避け、途中で休憩を入れることを推奨します。同じ姿勢をとり続けることは身体的な負担となるだけではなく、長時間の運転は精神的にも疲労が溜まるため、集中力を欠き、交通事故への危険性も増します。

■車が持つ機能の利用と工夫

また、一定の位置でアクセルを踏み続ける運転操作は、右殿部(特に右仙腸関節あたり)と背中全体に継続的な負荷をかけます。アクセル操作とブレーキ操作も右足に集中するため、腰の右側に痛みが出ることが多くあります。

高速道路を走行中にはクルーズコントロールを利用するなど、身体への負担を軽くしましょう。

車の場合、車の特性やシートの良し悪しで体への負担は大きく変わってしまいますが、シートを取り替えるということはできません。腰 当て用のクッションを利用すると良いでしょう。クッションがない場合でも、タオルなどを代用して腰のあたりに使用することで、シートと身体の形状の隙間を埋めるようにするだけでも、大きな違いが出ます。適度な休憩を取ってストレッチをするなど、ちょっとした工夫で体への負担を減らすように心がけましょう。

■帰宅後に行うべき効果的なセルフケア

長時間にわたる運転の後は、昨日お話した内容と同じように、お風呂に入って身体を温めることが大切です。お風呂ではなくシャワーを浴びるだけの場合では、背部と右殿部に十分にシャワーを当てて温めることで効果が高くなります。

また、マッサージ用のジェルも効果的です。特に腰部へのマッサージが有効です。

もし、これらのセルフケアだけでは痛みが和らがない場合、全身疲労や腰痛に対しては鍼治療やマイクロカレントによる電気治療を、眠れない状況には自律神経や睡眠のコントロールを目的としたセルフケア方法をアドバイスいたします。

どんな問題でもお気軽にご相談ください。

次回は「立ち仕事とセルフケア」というテーマでお届けします。

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