blog015:腰痛に対するセルフケアその2(マッサージ・鍼灸編)

痛みを和らげるために〜ゼニタの想い〜

皆様、こんにちは。名古屋市の千種駅前を拠点に活動している、銭田治療院千種駅前の院長、銭田良博(ぜにたよしひろ)です。

今回は、『腰痛に対するセルフケアその1:マッサージ・灸編』について、お話します。

■2つの質問

まず最初に、私から皆様に2つの質問をします。

-質問その1-
 皆さんは、ご自身が腰痛になったら、まずどうしますか?

-質問その2-
その腰痛を治すためには、一番最初にどこへ行きますか?

▪️2つの回答

-回答・質問その1-
今の時代は、私のこのブログにたどり着いた方のように、多くの方はインターネットで調べると思います。YouTubeなどで「こうしなさい」「ああしなさい」といった情報を参考にして試してみるのではないでしょうか?

しかしながら、実際にその方法を試しても、思ったほど良くならないことが多いのは何故なのでしょうか。

-回答・質問その2-
腰痛が治らない場合、多くの方はインターネットで検索し、最寄りの整形外科や救急病院、あるいは鍼灸治療院、接骨院、整体院などに行くことになるでしょう。

しかしながら、それでも症状があまり改善されないことも多いはずです。これも同じく何故なのでしょうか。

▪️腰痛改善への大きなヒント

腰痛には、特異的腰痛と非特異的腰痛に分けられます。この二つの腰痛の違いに関してはblog11で解説していますので、そちらをご覧ください。

腰痛は『急性腰痛』と『慢性腰痛』に分かれます。一般的に急激に腰が痛くなる症状を一般的にぎっくり腰と言いますが、このぎっくり腰が必ずしも『急性腰痛』とは限りません。ここは非常に大切なことで、対応を誤ると、症状の改善を遠ざけてしまうことになってしまいます。そして、特異的腰痛と非特異的腰痛の両方のパターンがあることにも注意が必要です。

特異的腰痛と非特異的腰痛、急性腰痛と慢性腰痛、あなたのぎっくり腰は、これらの組み合わせのどこに当たるのかということを見極めなくてはならないのです。

このことを踏まえた上で、腰痛の対処には以下の3つのポイントを押さえることが重要です。

① どこが痛いか?を一本指でで特定(ワンフィンガーテスト)
② どの動作で痛いか?を確認(痛み再現させる動作)
③ いつ痛みが最も強いかを把握(痛みの質と量を明確にする)

自分の腰の痛みを正しく理解すると、治療施設での説明を明確にできるため、その後に行うべき対処法(治療法、セルフケア、生活習慣の改善・指導)を選択する助けにもなります。

▪️セルフケアの基本

治療を受けながら、まず自分でできるセルフケアとして以下の方法を試してみてください。

①マッサージの場合

 痛い箇所を上にして寝て、気持ちの良い強さでマッサージ
(マッサージの時間は10分以内)

②鍼や灸の場合

 必ずかかりつけの鍼灸院で適切な使用法と部位を教えてもらいましょう。

③刺さない鍼ソマセプト活用する場合

 最寄りで相談できる鍼灸院がないまたは痛くて動けない場合は、「腰痛改善への大きなヒント」で記した方法でソマセプトをご利用ください。

▪️専門治療をご希望の場合

当院では、超音波画像診断装置(エコー)を用いた上で、必ず上記3点に加え、痛みの箇所と深さを解剖学的に確認した上で治療を行っています。

分からない点がありましたら、以下までお気軽にお問い合わせください。

・メール:zenita1761@gmail.com
・TEL:052-238-3380

スタッフ一同、皆様の健康をサポートいたします!!

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